Larutan
 

 

 WORK SHOP

ルアービルダーへの道の第一歩として先ず最初に考えたのは作業スペースの確保!
 
自宅の中でエアブラシをブン回す訳にはいかねぇだろ?
って事で庭に作業小屋を建てる計画をたてた。
以前、職人をやっていた頃の知識と技術?(どうかな~?)に助けられながら、たった一人
(勿論!家族や近所の方々の理解と協力があっての話だが)のWORK SHOP建築が始まった!
他のビルダーの方でも小屋からフルハンドメイドで作った人は聞いたこと無い。
もっと簡単に作った方がいいのかな?とも考えたのだが・・・
自分が納得してないものの中で納得がいくものが作れる訳がないのだ!
2008年5月中旬!
小屋が建つ場所を日本酒で清め、先ずは土台作りからスタートだ!
当初はこの半分ぐらいのスペースを予定していたが妻の強烈な薦めで今の広さになった(感謝)
【何事も土台がしっかりしていなければ上手くはいかない】
とは言ったものだがこの土台を乗せる為の重量ブロックのレベル(水平)をとるのが結構しびれるのだ。
土台を入れ終わったら骨組みに取り掛かる。そして次はベニヤで塞いで、防水シートを貼って・・・・・・・・
そうこうしているうちに梅雨も明け、真夏の日差しにプチ熱中症になりながらも(小屋の中は40度近い)作業を進めた。
それでも断熱材を入れてからは少しは作業がしやすくなりペースも上がって建具なども仕上がってきた。
そして、8月も終わり9月に入った頃、ついに ・・・
SAMONGACHI HANDMADE LURE WORK SHOP
が完成した。
もくもくと作り続けた作業日数は約3ヶ月!春から始めて季節は夏を通り越して秋になろうとしている。
ハンマーで指を叩き、脚立から落ち、インパクトドライバーを指に刺したりと数々の怪我をしながら作り上げたWORK SHOPは本当に愛着の湧くお気に入りに仕上がった。
ここから日本各地のアングラーの元にSAMONGACHIが届き、様々なフィールドに連れて行って貰い心の片隅にでもSAMONGACHIという文字を刻み込んでもらえたら最高だなと、心底思った。
それと、もうひとつ・・・
 
『2度と小屋なんか作らねぇ~!!』
 
本当にしんどかったのだ!