Larutan
 
精進

先にお断りさせて頂きます。
 
私の作るルアーには全く同じものは存在致しません。
 
それは何故かと言いますと素材ではブランクになる同じ木材でも物によって密度(重さ・浮力)の違いや季節でも温度・湿度によって樹脂の乗りも若干違うからです。
 
それと私自身バラツキの無いルアーに面白味を感じていないのです。
 
私の作るルアーは最初の切り出しに使うアウトライン用のテンプレートと塗装用のテンプレート以外に、これと言った治具を使いません。
 
見た目で言いますと下彫り前の顔周りのデッサンをフリーハンドで下書きを済ませている為、顔付きにも多少の違いがあります。
 
こんなことを言っていると『いい加減なものを作ってんの?』なんて思うかもしれません。
 
SAMONGACHI HANDMADE LURE & WORKS では細分化すると完成までに50工程を超える作業工程を経て、その後の厳しいスイムチェック(フック無し状態でのパフォーマンス)をクリアした商品のみ、お客様の元へ届けています。
 
 
 

 

  

SAMONGACHI  SOUL

 

 SAMONGACHIはワイルドフィッシュをターゲットとし各地のフィールドで実釣テストを繰り返しています。
 
攻略の難しいフィールド&ターゲットで実績を重ねる事こそがSAMONGACHIの真価の証明と考えています。
 
その為の努力は一切惜しみません。
 
湖では早朝から夕方暗くなるまで寒さで手足の痛みを我慢しながらキャストする事も珍しくありません
 
渓流や本流では急な流れを渡り口にロッドを咥え崖をよじ登り未開のポイントへ…
 
海での釣りでもショアでは打ち付ける波に足を踏ん張り、オフショアでは鳥山を追いかけ相模湾にマグロを…
 
こうして釣り上げた魚を映像として皆様に見て頂く事が信頼と実績に繋がる事だと思っています。
 
急激に進歩して行く世の中に人は利便性を求め自然界から徐々に離れて行ってしまい五感すら退化させてしまっている様に思います。
 

そんな今だからこそ天然素材である木片を使いステンレス線や金属箔そして樹脂などでTUNED(化かす)させ、それを様々なフィールドに合わせ TUNE UP(調和)させたハンドメイドルアーと一緒に自然の中に飛び込んでみて下さい。

 
そして是非とも、あの水飛沫をあげてのジャンプ、ドラグのサウンド、ロッドが描く弧のラインを、そして何よりキャッチした美しい魚の姿にアドレナリンで手が、心臓が震えるような一生ものの体験をして頂きたいのです。
 
 SAMONGACHIはそんなアングラーをサポートする為に日々躍進していきます。
 
       

  属にいかけ
 
  SAMONGACHI HANDMADE LURE & WORKS
 
  小島 眞